2025年– date –
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🟠「軸足」を意識すれば「結果」が出る
【スポーツから学ぶ「軸足」の意味】 スポーツでは、腰を回転させることでためた力を爆発させます。分かりやすいのが球技です。選手は、ボールを蹴る、打つ、投げるといった動作を行います。その時に必要になるのが「軸足」です。「軸足」に重心移動をする... -
🟠 SNSに呑み込まれない教育を
【批判的な読み方、批判的な考えは「批判」することではなく、本質を問うこと】 皆さんは「Wedge ウェッジ」(株式会社 ウェッジ発行、700円)という月刊誌をご存知でしょうか。Guiding Japan forwardという趣旨で、毎回、多種多様なトピックを取り上げて... -
🟠 ああ、「研究授業」の勘違い
【忘れられない「あの日」の研究授業】 日頃、授業を人に見せるという経験が少ないと、自分の教え方や教室環境を多くの人に見られることに意識が向かってしまい、「うわあ、緊張するなぁ」と考えてしまいます。 私は、初任から6年間在籍した埼玉の吉川町... -
🟠 授業は「対話 ⇔ 会話」(自由度の高い interaction )で
【NHK「朝イチ」の「テキトー会話!事件簿」(2025,1月8日)より】 NHK総合「あさイチ」をご存知ですか。「NHK 朝の連続テレビ小説(朝ドラ)」の後に放送されている生活情報番組です。初代のキャスターは有働由美子アナウンサー、いのっち(元V6の井ノ原... -
🟠納得できる結果に必要なのは「良い準備」
【何かを終わらせるための準備ではなく、良いものにするための準備を】 物事は、「準備が全てを決める」と言っても過言ではありません。出たとこ勝負や先延ばしで、やっつけ仕事になってしまった場合、最後は見るも無惨な結果になります。そのような時は、... -
🟠なんか変じゃないですか?予定黒板の「いつも通り」「今日の続き」、「今まで通り」がまかり通る学校
【「例年通り」がまかり通る学校文化の不思議さ】 なぜ、学校は「いつも通り」「今まで通り」「例年通り」を踏襲しようとするのでしょうか。教師集団の中に、授業や行事で「どんな生徒、どんな力を育てるか」ではなく、「どう成功させるか」、「どう無事に... -
🟠 スポーツの上達、学力の向上、いずれも「軸足」次第
【「泳ぎ方」は「技術」、実際に「泳げる」のが「技能」】 「泳ぎ方」は技術であり、実際に泳げるのが「技能」です。「泳げる」とは、息継ぎをしながら、体力の続く限り、泳いでいられるということであり、目標(たとえば、川岸、ボートの縁)まで自分の力... -
🟠「浮き輪」を外すのはどのタイミングが良いか?
【学習スタイルを「負担・不安」から「負荷+見通し」に変えれば、生徒は主体的になる】 🟠「浮き輪に依存していては、いつまで経っても泳げない」でも書きましたが、授業で生徒に与えているどれとどれが「浮き輪」に当たるのか、そしてそれを外す... -
🟠 「拡散」と「凝集」の順序とタイミングを考える
【「拡散」とは広げること、「凝集」とはまとめること】 アイキャッチの写真は、砂鉄の中に棒磁石を入れた瞬間のものです。一瞬でこのような状態になる学習にするにはどうすればいいでしょうか。必要なのは「拡散」と「凝集」のバランスです。 「拡散」と... -
🟠 なぜ、TTがうまくいかないのか(治療編 3/3)
【授業で目指すことは、学習指導要領の目標を達成すること、「3観点」の力を確実に身につけることであり、教科書を終わることではない。】 治療編の最終回では、3人の先生方が掴み取られた「授業を改善する原理・原則」をそれぞれの「総括」という形でご...