2025年– date –
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🍀「正解」を求めるだけの授業はつまらない
【◆「楽しい!」方が脳に残りやすい】 皆さんの授業では、子どもたちのどんな呟きが聞こえてくるでしょうか。 「え?そうなんだ…」 「そうかなぁ、うーん…」 「やっぱり、そうなのかな?」 「なんだか、違うみたいだけど…」 「もう少し、時間ください」 「... -
🍀「技能」を高めるための「指導技術」をいくつご存じですか?
【◆ その「帯学習」、大丈夫ですか?】 以下のような内容の活動を「帯学習」として入れているとしたら、教師が好きなことをする時間と「勘違い」されているかもしれません。 単発の単語小テスト、単元の言語材料とつながっていない英語の歌、クリス・クロ... -
🪔「学びの灯をともす」── 学習意欲を育てる授業づくりとは?
【】 学習とは、山道を登るようなものです。 時に急な坂に息が切れ、石につまずいて転びそうになることもあるでしょう。 そんな時、教師の励ましや仲間の手が「橋」となり、子どもたちは次の一歩を踏み出します。 その橋を支えるのが、「安心して学べる教... -
🍀 「出力」だけでは力はつかない、ベースとなるのは「非認知能力」を育む授業
【圧倒的な力がついた背景とは(謎解き編)】 「ディベートをやれば、生徒の力は伸びる?」 この問いに対する答えは「半分Yesで、半分No」です。 「出力」(スピーキング、ライティングの活動)をさせる前に、「何のために出力するのか」「誰のために表現... -
◆ 「推敲」がいちばん楽しい ──
【創作はジグソーパズルのような営み】 私は、「推敲」をしている時間がいちばん楽しく、わくわくします。 完成形を最初から目指すのではなく、まずは“パズルの箱”だけを用意しておきます。そして、そこに次々とピース──思いついた言葉、フレーズ、段落の... -
🍀 子どもたちが夢中になって取り組む授業は、一体、どこが違うのか。
【授業参観+オンライン研修での「謎解き」から】 福岡市のスーパーティーチャーである松田由紀子先生(福岡市立原中央中学校)のクラスは、どの子もイキイキしています。活発に質問をします。そして、何よりも松田先生とのやり取りでは、明るい「笑い」が生... -
⚖️「知識」と「技能」が両輪になるとき
【】 「技能」と「知識」の両方が必要になるもの――。 それをイメージできれば、英語授業の設計は大きく変わります。 以下の3つの例から考えてみましょう。 【】 運転免許は、筆記試験(知識)と実地試験(技能)の両方をクリアしなければ取得できません。... -
🎬 チャップリンが教えてくれる、“創り続ける”という生き方
【「最新版」の授業を創るあなたへ - 映画館という“原点回帰の場所”で出会ったチャップリン】 チャールズ・チャップリンは、脚本・監督・演出・主演・作曲まですべてを一人で担う完璧主義者でした。滑稽な動きの裏には、秒単位で練られた構図と動線があり... -
🌎「教科書を終わらせる授業」から「英語が使えるようになる授業」へ
【◆「出力」をゴールに据えると、何が起こるのか?】 学習指導要領は「英語を使って伝え合う力の育成」を目標に掲げています。しかし、実際の授業現場では、「教科書の内容をいかに早く・全部教え終えるか」に意識が集中しがちです。その結果、授業は知識... -
🍀「教科書を終わらせる授業」から「できた!を増やす授業」へ
【異動したばかり、しかも2年生。どうしてすぐこんなTTができるのか?】 以前、このHPで上野正純先生とリーザ先生のTT授業(福岡市立博多中学校3年)をご紹介しました。上野先生は、3年生を卒業させた後、4月から福岡市立三筑中学校に異動され、2年生に...