中嶋 洋一– Author –
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🍀「3つで示す」とわかりやすい
【◆「3」という数字の不思議さ】 皆さんは、こんな表現を耳にしたことがありませんか? 松竹梅、優良可、金銀銅、和洋中、陸海空……。 昔から、ものごとは「3つ」に分けて語られることが多いようです。 3つに整理するとリズミカルで覚えやすく、頭にも残... -
🪞 子どもを惹きつける3つの要素とは?
【🪞 なぜ、吸い込まれてしまうのか】 「中嶋先生のお話は吸い込まれてしまいます。どのように訓練されたのですか?」 よくそのようなことを聞かれます。そんなとき、私は「次の3つを大切にしています」と答えています。 ⚫︎ 胸の奥から湧き... -
🌱 教師が「英語を使う」ということの本当の意味
【📍 教師も生徒と同じ「学習者」】 「学習者の英語力を高めるには、教師が英語を使って授業をすることが不可欠だ」──よく言われることです。でも、ここには少し誤解もあるように思います。 それは、教師が「英語で指示をする」、「英語を使って説... -
🚃「現在進行形」(language usage)を教えるのか、それとも「使われる場面」(language use)に気づかせるのか
【◆ 実際に「活用」できるのは、本質を知っている学習者だけ】 中1の教科書に「現在進行形」が出てきます。 教師は、目的・場面・状況を考え、「校区の小学校6年生に向けて学校紹介をしよう」という活動を仕組むことがあります。その中で「現在進行形を使... -
🧭 筋を通すためには、“地図”と”羅針盤”を用意すること
【◆ わかったつもりの危うさ】 国語辞典で「定義」を確かめることは、地図を広げ、羅針盤で正しい方角を確認しながら前へ進むのと同じです。曖昧な理解のまま航海に出れば、やがて「おや?おかしいな」と迷走してしまいます。 「自主的」と「主体的」の違... -
🤖 「鉄人28号」がなぜ特別なのか
【◆ 懐かしさを呼び起こす存在】 皆さんは、「鉄人28号」をご存じでしょうか。この問いに「おっ、懐かしいな」と思われた方は、きっと60歳以上の方ではないでしょうか。 どの世代にも、その時期に夢中になったヒーローやキャラクターがいます。 機動戦士ガ... -
📕「知識」と「技能」をつなぐ授業とは?
【】 平成の学習指導要領では、「コミュニケーション能力」をわざわざ「実践的コミュニケーション能力」と言い換えていました。それほどまでに、現場では英語でやり取りをする言語活動が少なく、教科書を教え込む授業が主流だったのです。 その後、「コミ... -
🪙「指導」と「評価」はコインの表裏の関係
【】 時間通りに終わらない授業、教師が主役になってしまう授業には共通点があります。それは「指導」と「評価」の関係を取り違えていることです。 多くの場合、授業で教師が教えた内容(=教科書の知識)を、テストで覚えているかどうかだけで確認してし... -
🍀4つの「訪問」から考えさせられたこと
【】 7月10日、佐賀県での英語学力向上対策委員会に出席するため福岡へ。 9時に羽田空港を発ち、10時50分に福岡空港着陸予定のJAL便に乗っていました。 しかし、福岡空港は、私にとってはまさに鬼門。今までバードストライクの危険性から、北九州空港に緊... -
🌻 「自己流」は思い込みから生まれ、「正しい指導」は体験から育まれる(番外編)
【🌱 参加者からの事前質問(答え)】 事前に川越の研修に参加される方から、次のような質問をいただいていました。簡単なコメント(質問に対する答え)を載せておきます。関心のある方はお読みください。 ⑴ 校内の研究授業のために、先...