中嶋 洋一– Author –
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備忘録
🙋 悩み相談 第3回「教科書の本文を通して英語で考える力をつけるには?」
【テキストの「本文」は何のためにあるのか】 「教科書の本文を扱うときは、どうしても解説や訳すようになってしまいます。英語で考える力をつける方法はないでしょうか。」 ✏️ 私の考え:「英語で考える」とは、思考そのものを英語の構造、... -
備忘録
🙋 悩み相談 第2回「デジタル時代にノート(アナログ)は必要か。実際に力がつくのか?」
【手書きの「メリット」とは?】 「若手の先生から、『タブレット端末を使うことが多い今、実際に手書きをしていて本当に力がつくのでしょうか』と聞かれました。文部科学省がデジタル教科書への移行を進めている今、どう答えればよいか迷っています。」 &... -
備忘録
🙋 悩み相談 第1回「ノートに書かせる必要はあるのか?」
【「ノート指導」は何のため?】 「今は、タブレット端末やスマホを使うのが当たり前になっています。ノートに書かせる必要はあるのでしょうか。書いたものを読んで訂正するのは時間もかかります。」 ✏️ 私の考え:ノートは「記録」ではなく... -
備忘録
🙋 悩み、質問は「本質」に向かう機会になる(予告編)
【誰もが「指導の悩み」を抱えている】 兵庫県で行われたセミナーで、参加者の方々から次のような質問(書かれたもの)が寄せられました。これらは、多くの先生方が共通して抱えておられる悩みではないかと考えます。そこで、今後、順次、私の考えをお伝え... -
備忘録
🍋Make Your Own Lemonade.
【🍋 失敗を“学び”に変える】 皆さんは次の「格言」をご存知ですか。 “When life gives you lemons, make lemonade.” — Popular American proverb (early 20th century) この表現は、逆境(lemons)をチャンス(lemonade)に変えるという意味で、ア... -
備忘録
🌏 TTの問題は「国際理解」の“勘違い”から生まれている
【🌏 国際理解の"誤解"が生まれた背景】 戦後の日本では、英語が「国際社会へのパスポート」として扱われてきました。 「英語ができる=教養がある・国際的である」という社会的イメージが形成され、その裏返しとして「英語が苦手=内向き・国際的... -
備忘録
🚉 「バラ売り授業」からの脱却を(3/3)💫 第3回 “行動の知”へ ― “できた!”を“次の仮説”につなげる評価デザイン
【】 授業が終わったあと、子どもたちのノートを見ながら「今日も予定通り進んだ」と胸をなで下ろす。 しかし、ふと立ち止まってみると、「本当に子どもたちは理解しただろうか」「わかったつもりで終わっていないだろうか」と感じる瞬間があるのではない... -
備忘録
🌉「バラ売り授業」からの脱却を(2/3)⭐️第2回 “自分ごと化”を生み出す授業をデザインする
【を】 第1回で、言語習得には次の3つの要素が必要だとお伝えしました。次の3つです。 ① 意味(meaning:何を言いたいのか)② 言語形式(form:どんな形か)③ 言語使用(use:どんな場面でどう使うのか) ①と②は同時に進められますが、②の「言語形式」... -
備忘録
🍰「バラ売り授業」からの脱却を(1/3)✳️第1回「なぜ使えないのか」
【】 「あれほど丁寧に説明したのになぜ覚えられないんだろうか?」 「あれだけ練習したのに、何故話せないんだ?」 そんなふうに思ったことはありませんか。 教材研究をすればするほど、頭の中に情報が積み上がっていくのに、授業でそれがうまく機能しな... -
備忘録
🏓 思考のラリーを楽しむ ー 教室に“自然なインタラクション”を生み出すために ー
【】 生徒が「楽しい」と実感する瞬間――それは、教師がリードする独演会ではなく、子どもたち自身が考えを続けていく「思考のラリー」が生まれたときです。 「思考する」とは、唯一の“正解”を探すことではなく、自分なりの“最適解”を見つけようとすること...