全国(北海道から九州まで)から熱い気持ちを持った仲間が集まりました。
全国の同志がネットで瞬時につながり、家にいながら(移動しなくても)研修が受けられるという時代がやってきました。ブレークアウトルーム(小グループ)で討論する、互いにプレゼンテーションをする、チャットで全員が意見を書き込む(順に発表するケースと異なり、待つことがなく、時間のロスがない)。それを読んでさらに質問をする。自分の授業映像を見てもらってコメントを聞く、定期テストの問題を互いに見せ合い、3観点が正しく理解されているかどうか、日々の授業とリンクしているかどうか検証し合う、全員が同じ単元の指導案を書いて発表し、授業デザイン力を磨く、等々、自分たちが企画をして、自分たちのための研修を創る。このような、対面では行えないリアルタイムのオンライン研修を、毎月、同じ仲間が行っていくことで、点(一過性の研修)ではなく、線(つながりのある研修)になります。この「オンライン塾」で話題になったこと、解明されたことについては、少しずつ、皆さんにもご紹介していく予定です。
働き方改革により、本来の教育活動でも「省エネ」をよしする考えが蔓延ってきているようです。「時間がないから」「(授業以外に)やることがあって忙しい」「あのクラスでは無理」「できないことはさせたくない」「私はちゃんと教えているのにできない」。こう考えてしまうと、学校が学校ではなくなってしまいます。できないことをできるようにするのが学校、生徒が自分の力で「やれた!」「できた!」と自信をつける場面を用意するのが教師です。先にご紹介した「地球市民の方程式」(A = MVP)の通り、「こうなりたい」「こんな授業がしたい」という強い情熱(passion)を持つこと、授業を通して「生徒たちを元気にしたい」「英語力をつけたい」という使命感・責任感(mission)を感じること、そして明確なゴールから逆算して「見通し」(vision)を立てることで、利他(利己と違って長続きする)につながるアクションとなります。