📂 稲美町で起きた3度目の「3ヶ月で変容」
【後編】では、3人の具体的な取り組みを順に紹介していきます。ただ、【前編】をまだお読みでない方は、そちらの方を先に読まれることをお勧めします。人が変容するポイントを理解してからの方が「気づき」が多くなるからです。
*3つの◆と1つの💠 の内容については、「3ヶ月で生徒は変わる!(前編)」を参照。
【稲美中学校 3年生担当 山口耕平先生】
◆ 授業後の協議会で共有された「私の Before & After」のスライド
https://nakayoh.jp/wp-content/uploads/2025/11/分科会スライド(山口).pdf
◆ 当日の学習指導案
https://nakayoh.jp/wp-content/uploads/2025/11/指導案(山口).pdf
💠 当日の授業の映像(前半1/3)
💠 当日の授業の映像(前半2/3)
💠 当日の授業の映像(前半3/3)
💠 当日の授業の映像(後半1/3)
💠 当日の授業の映像(後半2/3)
💠 当日の授業の映像(後半3/3)
◆ 授業を振り返り、反省点や気づきを朱書きで書き込んだ指導案
https://nakayoh.jp/wp-content/uploads/2025/11/朱書き入り指導案(山口).pdf
【 稲美北中学校 3年生担当 安保俊宏先生】
◆ 授業後の協議会で共有された「私の Before & After」のスライド
https://nakayoh.jp/wp-content/uploads/2025/11/分科会資料(安保.pdf
◆ 当日の学習指導案
https://nakayoh.jp/wp-content/uploads/2025/11/朱書き入り指導案(安保)-.pdf
💠 当日の授業の映像(前半1/2)
💠 当日の授業の映像(前半2/2)
💠 当日の授業の映像(後半1/2)
💠 当日の授業の映像(後半2/2)
◆ 授業を振り返り、反省点や気づきを朱書きで書き込んだ指導案
https://nakayoh.jp/wp-content/uploads/2025/11/朱書き入り指導案(安保)-1-1.pdf
【稲美中学校 3年生担当 坂元 翼先生】
◆ 授業後の協議会で共有された「私の Before & After」のスライド
https://nakayoh.jp/wp-content/uploads/2025/11/分科会資料(坂元).pdf
◆ 当日の学習指導案
https://nakayoh.jp/wp-content/uploads/2025/11/指導案(坂元).pdf
授業を受けた生徒の言葉から、学びの変容と手応えが伝わってきます。
💠 当日の授業の映像(前半1/3)
💠 当日の授業の映像(前半2/3)
💠 当日の授業の映像(前半3/3)
💠 当日の授業の映像(後半1/3)
💠 当日の授業の映像(後半2/3)
💠 当日の授業の映像(後半3/3)
◆ 生徒の感想(1)
◆ 生徒の感想(2)
◆ 生徒の感想(3)
◆ 授業を振り返って朱書きで書き込んだ指導案
https://nakayoh.jp/wp-content/uploads/2025/11/朱書き入り指導案(坂元).pdf
「信頼の教育」を目指すために
3つの授業はいずれも、約230名の参加者の心を大きく揺さぶりました。
いま、3人の教師は教科書を先に進めることを優先する授業から、育った生徒の姿を頭に描き、生徒たちが「やりたい!」と思える課題を提示し、言語活動を丁寧に設計する授業に転換するという「新しい方向性」を打ち出しました。
生徒が話す英語には、まだまだ正確ではない部分が見られます。しかし、正確さを求めるあまり「言語使用」の機会を奪ってしまう授業とは異なり、使う中でこそ英語らしい表現や適切なコロケーションが身についていきます。
何より、授業からは、生徒たちがコミュニケーション活動を心から楽しんでいることがわかります。
今回の3つの授業を通して「学びの本質」に触れた参加者たちは深く感動し、その後、地教委や2校に「この後の授業が見たい」という希望が相次いで寄せられているそうです。
【これまでの取り組みについて(坂元教諭より)】
https://nakayoh.jp/wp-content/uploads/2025/11/全体会加古郡の取り組み発表.pdf
【講演より】(当日の講演の内容の一部より。詳しくは後のPDFを参照)

https://nakayoh.jp/wp-content/uploads/2025/11/R7_兵庫県中英研大会_稲美町.pdf
【参加者の感想】(講演後にGoogle formに送られてきたものをそのまま掲載)
https://nakayoh.jp/wp-content/uploads/2025/11/講演_参加者の感想.pdf
⚫︎ 教師の方で「できないだろう」「難しいのでは?」と限界を決めてしまう
⚫︎「自分が教えなければ」と、何でも抱え込んでしまう
⚫︎「子どもたちに任せるのはまだ早い」と感じている
もし、そんな不安や迷いを抱えておられるなら、なおのこと「思考ツール」を使った指導をおすすめします。なぜなら、この学びは、生徒の自由度と自己決定を尊重する、“信頼の教育”だからです。
「変容する生徒の姿を見てみたい」
「自分自身の授業観も変えてみたい」
もし、あなたがそう感じておられるなら——
子どもたちのポテンシャルとできるようになったときに見せる「主体性」を信じて、
3か月、本気で取り組んでみられてはどうでしょうか。
生徒が変わり、クラスが変わり、そして——
何よりも、教師自身の「指導観」が大きく変わります。
決して特別な魔法ではありません。
“信じて待つ”という勇気と、
“思考ツール”という羅針盤があれば、
学びは必ず動き出します。
「思考ツールの体験セミナー」で実際に「正しい指導方法」を学ばれた先生方から「生徒が変わりました。びっくりしました」というメールが届き始めています。
このような「子どもたちを主体にする取り組み」が、今全国の教室で静かに、しかし確かに広がり始めています。

コウノトリと「絶滅危惧種」の学び
画像は「コウノトリ」です。
コウノトリは、環境省レッドリストで絶滅危惧ⅠA類(CR)に指定されている種であり、かつ国の特別天然記念物・国内希少野生動植物種です。
兵庫県版レッドリストでは、コウノトリは絶滅危惧Ⅰ類Aランクとして位置づけられています。兵庫県加古郡稲美町には、こうしたコウノトリが飛来・繁殖しており、人工巣塔での営巣・ふ化も確認されています。
中学3年生たちは、教科書で「絶滅危惧種」について学んだ際に、自分たちの町に来ているコウノトリを題材にし、「私たちはこの鳥とどう向き合えばよいのか」を話し合ったそうです。
教科書だけで学びを終えるのではなく、
身近な現実とつなげて「自分ごと」になるように教科書のタスクを編集できる生徒。
あなたも、そんな生徒たちを育ててみませんか。
